プロポリスでうつ病軽減?

前へ
次へ

ストレスの多い現代社会で、うつ病に悩む人が増えているのが社会問題になっています。うつ病は全ての人に効く治療法がないことから、どうやってうつ病対策をしていいのかわからずに悩んでいる人が多いのではないでしょうか。うつ病対策のひとつに、ストレス軽減効果が期待できるプロポリスを活用することが挙げられます。ここではうつ病と、プロポリスに含まれるうつ病に役立つ成分についてご紹介します。

うつ病とは

うつ病とは「憂うつである」「気分が落ち込んでいる」といった抑うつ気分が、ある程度以上重症である状態を差します。うつ病になると憂鬱な気分が続くだけではなく、極端な体力の低下、記憶力の低下、偏頭痛や腹痛、睡眠不足や過度な眠気、食欲減退、自殺願望の進行など様々な症状が現れます。うつ病の原因は未だはっきりとしたことは解明されていません。しかしほとんどの場合、過度のストレスによって自律神経のバランスが崩れた結果、脳の神経伝達物質の分泌に異常をきたすことが原因だと言われています。うつ病対策にはストレスを軽減することが最も効果的ですが、全ての人が簡単にストレスを軽減することは難しいのが現状です。

プロポリスに含まれるうつ病軽減に役立つ成分

プロポリスは感染症予防や生活習慣病予防といった健康効果以外に、うつ病軽減にも役立つことが分かっています。プロポリスに含まれている、うつ病軽減に役立つ成分は以下の3つです。

フラボノイド

プロポリスに含まれているフラボノイドは、神経の鎮静作用や精神安定作用のある物質です。フラボノイドは自律神経のバランスを整える働きをしているため、うつ病による自律神経の乱れを改善することが期待できます。またフラボノイドはストレスによって発生した活性酸素を除去する働きもします。活性酸素が増加すると自律神経を乱す原因になることから、プロポリスからフラボノイドを摂ることで自律神経の乱れを防ぐ効果が期待できます。その他に、フラボノイドは毛細血管の拡張作用があり、血行を促進させる働きをします。血流が滞ると自律神経のバランスが乱れることから、プロポリスからフラボノイドを摂取することでうつ病対策をすることが期待できます。

フィトンチッド

プロポリスに含まれているフィトンチッドは樹木が発散する芳香で、ストレス緩和効果のある物質です。森林浴をすることで心身をリフレッシュできることは有名ですが、これは森林の植物が作る香り成分であるフィトンチッドによるものだと言われています。フィトンチッドは精神を安定させたり、呼吸を正常に整えたり、交感神経の興奮を抑えて快適な睡眠をもたらしたりするなど、様々なリラックス効果を得ることができます。プロポリスからフィトンチッドを摂ることで、高いリラックス効果を得てうつ病対策をすることが期待できます。

ビタミンB6

プロポリスに含まれるビタミンB6は、神経伝達物質のひとつであるセロトニンの合成を促す栄養素です。セロトニンは精神安定作用がある物質で、不足することで自律神経失調症やうつ症状を発症しやすくなることが分かっています。プロポリスからビタミンB6を摂取することで、セロトニン合成を促しうつ病対策をすることが期待できます。またプロポリスにはビタミンB1・B2・ナイアシン・葉酸といったビタミンB群が含まれています。ビタミンB群は互いの働きをサポートすることから、様々なビタミンB群が含まれているプロポリスはうつ病対策に効果的だと言えます。

まとめ

ストレスの多い現代社会で、身体も心も健康でいるためにうつ病対策を行うことが重要です。うつ病対策を行うためには、ストレスを軽減するのが最も効果的です。健康食品のひとつであるプロポリスには、フラボノイド、フィトンチッド、ビタミンB6といったストレス軽減効果が期待できる栄養素が豊富に含まれています。うつ病対策にプロポリスを活用してみてはいかがでしょうか。

ページのトップへ戻る